2002年。 これから大切になるだろう 第6の栄養素「食物繊維」に着目。

毎朝の食卓で、手軽においしくヘルシー。わたしたちはいつも、お母さんの気持ちでパン作りと向き合っています。

約20年前、当時は“パンはリジン(アミノ酸のひとつでカラダにとって大切な栄養素)が足りないからパン食を減らして米食を推奨しよう”という社会現象により、学校給食でも米食が広がりました。

そこで、わたしたちは、パンで栄養を摂ることはできないだろうか?といろいろと調べた結果、「大豆にリジンが豊富に含まれている」ことを発見!また、大豆から食物繊維も摂ることができることもわかりました。

大豆たち

そこから、わたしたちの 食物繊維の研究はスタートしました。

そして、2003年食物繊維入りのパンを発売。しかし、当時はパンで食物繊維を摂ることなど考えもされなかった時代。しかも、食物繊維を入れて作ると、繊維が多くパサパサとなりがち。なかなかお客様に受け入れてもらえませんでした。

確かに、当時の技術ではお世辞にも「おいしい」とは言えなかったかもしれません。そこからフランソアの挑戦が始まります。